鉄道沿いの新築住宅に転居

親が商売のために購入した建売の新築住宅に住んだことがあります。線路の沿線で、駅から6分くらいのところでしたから、買い物にも便利で住みやすいロケーションにはありました。1階は店舗に使うということでしたから、1階のダイニングキッチン以外は、メインで生活するのは2階という事になります。父が店舗に使うため、ほかに借りてもなかったため、私に住まないかという提案があったのです。そういう事情で、私達は、その新しい住宅に越してきたのでした。

ところが、建売住宅ですから造りは雑でした。屋根が鋼鉄製だったので夏になるとひどく暑く、まったく断熱もしていない状態でした。その頃、まだクーラーも高く普及していなかったため、1階にしかなくて、夏になると本当に往生しました。特に、南むきで日当たりは、とてもよかったため、冬は暖かく快適でしたが、夏になると普通以上に暑いのでした。また、線路際でしたから、電車が通るたびに轟音がすごく、慣れるまでは大変でした。それでも、その前にアバート生活をして気兼ねをして暮していましたから、2DKでも素材はみんな新しく、それなりに嬉しかったですし、夫などは小さな庭をいろいろひっくり返して遊んでいました。そのうちに、父の店舗は立ち行かなくなり、店舗は私のアトリエとして活用し、父に家賃を支払い家全体を私と夫で使用しました。その新しい家のメリットは、とにかく街道沿いでしたから、駅にも近く買い物にも便利でした。地方に越してきてみて、つくづくそうした感慨を持ちます。